フォーク・カントリーではなくラテン・マリアッチ・・Jimmy Messina / oasis [1979]

1,New And Different Way 3:55
2,Do You Want To Dance 5:11
3,Seeing You (For The First Time) 5:56
4,Free To Be Me 2:55
5,Talk To Me 2:29
6,Love Is Here 5:01
7,Waitin' On You 3:18
8,(Is This) Lovin' You Lady 5:05
9,The Magic Of Love 7:22
ジミー・メッシーナ :歌い手さんいかにも・・の南国風味のアルバム・ジャケの通りの音が収録された作品です。
ジミー・メッシーナのキャリアは、Buffalo Springfield、Poco、そしてケニー・ロギンスとのLoggins & Messinaがご承知ではありますが・・、日本のAORファンからすればジミー・メッシーナと言えば、この「オアシス」ということになるのでしょう。
それほどこのアルバムが、1979年に発表された年と世に言う空前のAORブームと重なり合っていたのでしょう!このアルバム以外のメッシーナのソロ作品は、日本で話題にもなっていません(いい過ぎか?)
メッシーナのキャリアの中でも異色の内容を誇るこのアルバムは、実際のところ米国でそれほどの高い評価と言えないらしいし、むしろポコやロギンスとの共同作業の方に評価があるとか・・。
いやいや、何にしろ当事オシャレな方々に支持され始めたフュージョン・サウンドにラテン風味を加味した、上質なコンテンポラリー・ミュージックであることが音楽通に受けたのではないかしら・・。
超が付く有名なミュージシャンを起用せずに、これまでのクォリティの作品を作り上げたのだからメッシーナのComposer,Producerとしての力量に驚きを覚えてください。
軽く聴き流せるけれど、後からジワジワとくるアノ感じをご堪能ください。
やっぱり、3,Seeing You (For The First Time)は名曲ネ!
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