2005年11月11日

Foreigner / 4 [1981]

Boston,Journeyと並ぶアメリカン・ハード・ロックの代表的グループ。
Foreigner / 4 [1981]
4.jpg
1.Night Life
2.Juke Box Hero
3.Break It Up
4.Waiting For A Girl Like You
5.Luanne
6.Urgent
7.I'm Gonna Win
8.Woman In Black
9.Girl On The Moon
10.Don't Let Go
11.Juke Box Hero ("Nearly Unplugged" Version)
12.Waiting For A Girl Like You ("Nearly Unplugged" Version)


フォリナー :アメリカン・ハードロック
このアルバムは遂にオリジナル・メンバーが4人になっての再スタート作であり、結成4年と4枚目のアルバムであることからアルバム・タイトルが「4」となっています。
Lou GrammとMick Jonesのタッグ・チームも強固になり、より判りやすいアメリカン・ハードを展開しています。(自ら皮肉った"Juke Box Hero"も収録してますねぇ!)
そして、なんといってもフォリナーの代表曲である"Waiting For A Girl Like You"が収録されています。ここでのシンセサイザーは、Thomas Dolbyが演奏してこの名バラッド曲を演出しています。イアン・マクドナルドの穴埋めを外からのヘルプで乗り切っています。
イアン・マクドナルド,アル・グリーンウッドというデビュー以来からのオリジナル・メンバー2人が脱退して、グループの存続が危ぶまれましたが、よりコンパクトにまとまった楽曲を収録して、シングル曲としてカットしやすい曲ばかりを選別しているかのようです。
続きを読む
posted by taha at 23:20| Comment(6) | TrackBack(3) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月03日

Journey / Greatest Hits Live  [1998] 

80年代絶頂期の実況録音盤!
Journey / Greatest Hits Live  [1998] 
GreatestHitsLive.jpg
1.Don't Stop Believin'
2.Separate Ways (Worlds Apart)
3.After the Fall
4.Lovin', Touchin', Squeezin'
5.Faithfully
6.Who's Crying Now
7.Any Way You Want It
8.Lights
9.Stay Awhile
10.Open Arms
11.Send Her My Love
12.Still They Ride
13.Stone in Love
14.Escape
15.Line of Fire
16.Wheel in the Sky
17.Fireworks [Hidden Track]


ジャーニー :アメリカン・メロディック
このアルバムは実際ライブ盤として発表するために収録されたものか定かではないが、81、82、83年に行われたツアーの音源を元に98年に発売されたもの。まさかの再結成アルバム「トライアル・バイ・ファイアー」の発表を契機に発表されたものと思われる。最も充実していた時期のライブなだけにアルバム・タイトルの通りグレイトなヒット曲のオンパレードであり、入門用にも最適であります。ファンには涙が出るくらいうれしい発売でありました。後はオフィシャルのライブ映像が出ることを祈るだけでありますが・・・。1曲目の”Don't Stop Believin' ”から会場は興奮の渦に巻き込まれます。日本で収録された曲ではスティーブ・ペリーが日本語で「ココロカラドモアリガットTOKIO」と曲のおしまいに言っている所もバッチリ入ってます。日本のファンはここでニンマリでしょう。ライブの乗りのよさから言うと”Anyway You Want ”もちょっとピッチが早めの展開で進む所もなかなかです。続きを読む
posted by taha at 18:54| Comment(2) | TrackBack(4) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

FREDERIKSEN-PHILLIPS / FREDERIKSEN-PHILLIPS [1995]

TOTO風メロディック・ロックと思いきやブルージーなロックしてますっ!
FREDERIKSEN-PHILLIPS / FREDERIKSEN-PHILLIPS [1995]
Frederiksen_Phillips.jpg
Shot Down
Oh Diane
How Much Longer
Surrender In The Name Of Love
You Must Be A Liar ('Cause You're Unbelievable)
Baby Blue Eyes
Captured
Queen Bee
Hopelessly Lost
Do You Love Her
Long Way Around The World


フレデリクセン/フィリップス :アメリカン・メロディック・ロック(ブルージー)一部のマニア的なファンの間ではこのアルバムは中々の評価なのですが・・・世間ではそんなこともないかもしれない傑作アルバムなのです実は・・。
元TOTOのヴォーカルということが、どうしてもいつも付きまとうフレデリクセンなのですが・・
このアルバムに限ってはTOTOっぽいところは少ないように感じられます。古くからの友人でもあった元BABYS〜BADINGLISH、のリッキー・フィリップスとの共同作品となっております。まぁ双頭アルバムとでも申しましょうか・・。
これがまた痛快なロック・アルバムとなっておりまして、ソロ名義の「EQUILIBRIUM」と比べるとハードな感触ではあります。しかし、楽曲のクォリティは高くこの1枚だけというのはチト残念ではあります。そして、このアルバムのポイントは豪華なゲスト陣にあります。ギターでジャーニーのニール・ショーンが参加していますし、コーラスでシカゴのジェイソン・シェフのクレジットも見受けられます。
その他には、ギターのSteve Farrisはミスター・ミスターの方ですし、Tim Pierce, Bruce Gowdyもクレジットがあります。そして、YESのアラン・ホワイトまでが参加しています。
ブルース・ハープやハーモニカ当の楽器の導入がアメリカン・ロックのブルージーな所を感じさせてくれますが、どの曲においてもフレデリクセンの力強い歌声が堪能できるアルバムとなっております。ファーギーのファンはソロ作「EQUILIBRIUM」より評価を上にしている方もいらっしゃいます。
まずは、1曲目の"Shot Down"で勢いをつけていただき、一気にラストまで突っ走ってくださいナ!


Drums: Deen Castronovo, Pat Torpey, Alan White, Bobby Blotzer
Guitars: Neal Schon, Steve Farris, Marcus Nand, Tim Pierce, Michael Tovar, Bruce Gowdy
Keyboards: Mike Finnigan, Jesse Harms, Guy Allison
Percussions: Brian Kilgore
Sax: Steve Grove
Trumpet: Darrell Leonard
Harmonica and Blues Harp: Jimmy Z
Lap Steel Guitar: Steve Gunner
Harmony Vocals: Jason Scheff
Background Vocals: Robin MacCaulley, Jesse Harms, John Purdell, David Gleen Eiseley, Aina Olsen, Genelle Sadler, Debbie Porter, Marcie Free

posted by taha at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月03日

Giuffria / Giuffria [1984]

元ANGELの中心人物グレッグ・ジェフリアのバンド
 Giuffria / Giuffria [1984]
giuffria.jpg
1. Do Me Right
2. Call to the Heart
3. Don't Tear Me Down
4. Dance
5. Lonely in Love
6. Trouble Again
7. Turn Me On
8. Line of Fire
9. The Awakening
10. Out of the Blue (Too Far Gone)


ジェフリア :アメリカン・ハード・ロック

今回ご紹介の作品は、ジェフリア。熱心なメロディック・ロックのファンならご存知のグループであり、70年代に我が日本で異常なまでに盛り上がりを見せた様式美系のアイドル・ロック・グループ、ANGELの中心人物グレッグ・ジェフリアのバンドでもあります。80年代の半ばに2枚だけのオリジナル・アルバムを発表し、当時の音楽シーンにほんの少しだけ影響を残し消えました。いわば、時代に抹殺された良質なアメリカン・メロディック・ロックの代表です。70年代に一部で熱狂的に支持されたANGELの解散後、グレッグ・ジェフリアは音楽シーンから姿を消したかに思われていたが、裏方として活動を継続していました。80年代のはじめころはホワイト・シスターというメロディック・ロック・グループのアルバム製作に手を貸しています。(これまた、素晴らしい内容のメロ・ハド作品であります!)人知れずスタジオ・ワークに専念していた時期にANGEL再興を夢みていたジェフリアはいくつかの楽曲を数人の関係者に聴いてもらい、ある程度の評価をいただき再出発のころあいを伺っていました!しかし、旧ANGELのメンバーとの関連で ANGEL名義でのアルバム発表が実行できないと分かると、自己のネームをつけたバンド名でのデビューとなったのが実情のようですっ。まぁ、なんにせよ曲作りからプロデュースまですべてセルフ・コントロールされた作品なだけに、自身のもてる力を発揮すればある程度の成功は想像していたに違いない。時はMTVの隆盛時期である、元々ヴィジュアル的に戦略を持っていた彼だけに、それは格好のチャンスだったのです。ジェフリア以外のメンバーはプロダクションとレーベル側が用意したメンバーだったが、楽曲のクォリティの高さと、ジェフリアの精通したスタジオ・ワークのおかげでスマッシュ・ヒットを放ったのです。” Do Me Right”や”Call to the Heart ”はいま聴いても良さが光るし、当時MTVでヘビイ・ローテーションされたプロモも、金髪をなびかせたメンバーをすばらしい演出のもと映し出していました。その流麗なキーボード・ワークを中心とした曲作りにヴォーカル”David Glen Eisley”の歌声がこりまたジャーニーのスティーブ・ペリーにクリソツだったりしたもんだから、シングル・カットした”Call to the Heart ”は彼等の最大のヒット曲となりました。実際のところ、産業ロックのお手本と言える曲調は多数の曲でみられます。ジャーニー、ヴァン・ヘイレーン、等のチャート常連バンドの代表曲に似た感触のものもあるる・・。それでも随所にSEをふんだんに盛り込んだサントラっぽい曲もあったり、ギター主導のアメリカン・ハードとは一線を画す作りが持ち味とも言えましょう。


Jim Scott Assistant Engineer, Mixing
Jim Cypherd Programming, Fairlight
Clay Giuffria Technical Assistance, Technical Crew
Gary Houston Technical Assistance, Technical Crew
Phil Jost Programming, Assistant

Giuffria Main Performer
Gregg Giuffria Composer, Keyboards, Vocals, Producer, Cover Art Concept, Cover Design
Alan Krigger Drums
Chuck Wright Bass, Vocals
Craig Goldy Guitar, Composer
David Glen Eisley Harmonica, Composer, Vocals, Keyboards,



posted by taha at 20:44| Comment(2) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月21日

DEPARTURE / OPEN YOUR MIND [1999]

ジャーニーのテイストをふんだんに取り入れた佳作!
DEPARTURE/ OPEN YOUR MIND [1999]
Open Your Mind.jpg
# Cry For Freedom
# Believer
# You Are Mine
# 100 Midnight
# Hard To Say No
# Walk Away
# Fair Warning
# Destiny
# Prayers
# Hurt Sometimes
# I Don't Need Love
# Where I Belong (Japan Only)


ディパーチャー :メロディック・ロック・グループ

そう、ジャーニーの傑作アルバムと同じ名前のグループ名です。1枚目がそこそこの評価で熱心なメロ・ハドのファンに指示されたことで期待されて登場したのが、この第二作目の「OPEN TOUR MIND」です。まずは格段の進歩を遂げています、1曲目のイントロ部分から軽快に飛ばしており、新加入のヴォーカリストである、デイヴ・ヴォールドウィンの透明感溢れる声が聴くものに清涼感を与えてくれます。これぞ、アメリカン・ハードと言いたくなります。グループの中心人物マイク・ウォルシュの長年蓄積してきた曲作りが、一つの完成形をみせております。前作よりギターを全面に押し出した曲作りは、より歌える歌い手を得てメロ・ハドのツボを押さえた作りに成功しています。冒頭にも触れたジャーニー由来のグループ名は参加しているメンバーが全員ジャーニーのファンであることから付けられたと言うことで、楽曲の細かなところにもジャーニーが築いた伝統のアメリカン・メロディアス・ハードの良質な部分が息づいております。ヴォーカルのデイブが時折みせる高音部での裏返り方は往年のSTYXのデニス・デ・ヤングを彷彿させるところもあり、70、80年代のアメリカン・ハードを愛する拙者は思わずニンマリであります。(5曲目の”Hard To Say No”はマンマstyxといっても良いような曲調です。)できることならばライブでの活動も期待し、生での演奏もしくは映像でのグループとしての活動を拝見したいと思うのは拙者だけではありますまい。(しかしながら、本国米国での彼等メロ・ハド勢の活動範囲は限られており、発売レーベルも英国の ESCAPEmusicであります。)本当に良い音楽は聴く者に感動を与えるものなので、より多くのロック・ファンに聴いていただきたいと思うのでありんす。まずは1曲目の”Fair Warning”を聴いて、ニンマリとしてくださいナ!
posted by taha at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月05日

ORION THE HUNTER / Orion the Hunter  [1984]

本家BOSTONがトム・シュルツのワンマン・バンドという事で発生したグループ
ORION THE HUNTER / Orion the Hunter  [1984]
ORION THE HUNTER.jpg
1.All Those Years
2.So You Ran
3.Dreamin'
4.Dark And Stormy
5.Stand Up
6.Fast Talk
7.Too Much In Love
8.Joanne
9.I Call It Love



オリオン・ザ・ハンター :裏BOSTON


こちらは、マニアが泣いて喜ぶアイテムである事は間違いない代物でございましょう。それは、裏BOSTONと言えるものだからですっ、何とメンバーがBOSTONのオリジナル・メンバーであるギターのバァリー・グッドローが結成したグループだからであります。そして曲作りとバック・ヴォーカルでブラッドリー・デルプが参加しており、メイン・ヴォーカルとしてフラン・コズモが参加しています。もうBOSTONファンはこれは見逃す事はできないのでしょう。84年の作品ながら10年以上に渡り幻のアルバムとして有名だった訳ですが、95年にめでたくCD化されて90年代以降に私たちの手元に来てくれたのであります。当時日本でもアナログ盤が別のジャケットで発売されたがすぐに廃盤になり、長い間マニア延髄の的であった作品がオリジナル・ジャケットでめでたくCD化であります。(ヨカッタ、良かった!)フラン・コズモは後に本家BOSTONに正式加入する事を考えると、この1枚で終わってしまったのが実に残念でならないグループです。サウンドの方はグッドローのギターを中心に、親しみやすいメロディーとコズモのハイ・トーンVoに、ブラッド・デルプも参加したコーラス・ハーモニーを前面に出した高品質のアメリカン・メロディアス・ハード・ポップ・ロックとなっています。トム・シュルツに比べるとワイルドな印象のギターだが、ヴォーカルを前に配置した感触の時は本家に勝る雰囲気もあり、シュルツ以外のメンバーでも良質な曲が作れるという事を実証している。(後のコズモのBOSTON参加が一番それを物語っている。)できれば、もう少しキーボードをフューチャーして盛り上がりをみせる展開の曲も収録してほしかったのですが・・・。
トム・シュルツ以外のメンバーは、バンド活動を継続していきたかったのでしょうねぇぇ。


posted by taha at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月23日

GTR / GTR [1986]

ASIAから離れた、元YESのスティーブ・ハウとジェフ・ダウンズが元GENESISのギターリストのスティーブ・ハケットと手を組み発足したスーパー・バンド!

GTR / GTR [1986]
gtr.jpg
1.When the Heart Rules the Mind
2.Hunter
3.Here I Wait
4.Sketches in the Sun
5.Jekyll and Hyde
6.You Can Still Get Through
7.Reach Out (Never Say No)
8.Toe the Line
9.Hackett to Bits
10.Imagining


GTR :スーパー・バンド

ASIAと並びこのバンドも、プログレッシヴ・ロックのファン以外から大きな支持を受けた数少ないバンドの一つです。ジェフ・ダウンズはあえてメンバーとしてクレジットせずプロデュースとして参加。(でも、曲作りや演奏と大きく係わっています。)
80年代に起ったムーブメントの中で、違うフィールドからの進出が成功した例でもあります。しかし、たった1枚のアルバムだけで消滅した短命のバンドです。(GENESISの場合は意図的にPOP化した結果・・チャートの上位へと)
バンド名のGTRはもちろんギターのスペルから取ったものでありますが、そりほどギターだけを主体とした曲調ではありません。どちらかと言えば、バンド・アンサンブルを重視しているので大成功へとつながったのでしょう。
そして、一番の目玉がヴォーカルのマックス・ベーコンのな起用です。この、類まれな才能を持った歌い手をメンバーにしたことで、このバンドの格がものすごく高い位置にあげているのは間違いのない所でしょう。ベーコンは英国のメロディックロック・グループのナイトウィング、ブロンズ等で活躍していた時期に注目されていた歌い手さんです。(ナイトウィング在籍時はハケットがゲスト参加した際に共演歴あり)
ベーコンのどこまでも伸びる中高音域を生かした楽曲を、二人のスーパー・ギターが支えます。そして、ベーシストにマイク・オールドフィールドのツアー・メンバーだったフィル・スポルディング、そしてドラムスが唯一の米国人である、元マリリオンのジョナサン・ムーバーというものです。強力なメンバーを見れば中心となるのはギターだけではなく、あくまでもバンド・サウンドで勝負しているのがわかります。
残念ながら、ハケットが方向性の違いを理由にバンドを離れてしまい、バンドは自然消滅してしまいます。
posted by taha at 12:38| Comment(4) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月21日

REO Speedwagon / Hi Infidelity [1980] 禁じられた夜

長い下積み時代を得てやっと掴んだ栄光、全米1ヒットを収録した彼らの最高傑作!

REO Speedwagon / Hi Infidelity [1980] 禁じられた夜
hiinfidelity.jpg
1.Don't Let Him Go
2.Keep on Loving You
3.Follow My Heart
4.In Your Letter
5.Take It on the Run
6.Tough Guys
7.Out of Season
8.Shakin' It Loose
9.Someone Tonight
10.I Wish You Were There


REOスピードワゴン :アメリカン・ロック・バンド

REOスピードワゴンは70年代の初期から活動をしてきた老舗ロック・バンドです。絶頂期には年間300本以上のlive活動を行い、名実共にliveバンドとして定評がありました。しかし、レコード・セールスやヒット曲に恵まれずに、レーベル側から、最終通告を受けての心機一転アルバムが今回ご紹介の「禁じられた夜」です。
恐らく本人たちが一番驚いたと思われる全米1ヒットの"Keep on Loving You"から、まさにスピード出世をしていきます。それまでのアルバムでは少々ヤボったい印象がある、フォーキー、土くさい印象の曲が多かったのですが、リード・ヴォーカルのKevin Croninを軸に伸びやかなヴォーカル・パートを生かしたコーラスが耳に残ります。(実はバック・コーラスでRichard PageとTom Kellyが参加!)
お約束と言えばそれまでの演出も、長年培ってきた彼らの熟練した腕でカバー、ツボを押さえた曲作りが功を奏するのです。このアルバムからき他に、"In Your Letter"や"Don't Let Him Go"等のヒット曲も生まれています。アルバム全編にわたり、どの曲でもシングルに出来そうなくらい充実した内容となっています。彼ら初のセルフ・プロデュース作品にして80年代のアメリカン・ロックを代表するアルバムでもあり、その後のREOスピードワゴンの流れをつくった作品でもあります。次のアルバム「Good Trouble」や、「Wheels Are Turnin'」も同路線でヒット曲を量産していくことなります。
米国ではStyx, Journeyと並び御三家と称されています。(本当か?)
その他に何が良いかと言えば、なんといってもアルバム・ジャケットでしょうかぁぁ。
同じ様なシチュエーションで製作された他のアーティストのジャケットを3,4思い浮かべることができますが、米国の音楽ファンにはこのテがとても受けがよろしいようですね。(邦題の"禁じられた夜"もGood!)


REO Speedwagon Main Performer
N. Yolletta Vocals, Vocals (Background), Chorus
Gary Richrath Guitar (Electric), Vocals, Guitar (12 String), Producer
Kevin Cronin Guitar (Acoustic), Vocals (Background), Producer,
Neal Doughty Organ, Synthesizer, Organ (Hammond), Keyboards, Piano
Alan Gratzer Drums, Tambourine, Vocals (Background), Producer
Bruce Hall Bass, Guitar, Vocals, Guitar (Bass)

Richard Page Vocals, Vocals (Background), Choir, Chorus
Tom Kelly Vocals, Choir, Chorus, Vocals (Background)
http://www.speedwagon.com/


posted by taha at 14:34| Comment(3) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月12日

Honeymoon Suite / The Big Prize [1985]

80年代に隆盛を極めたカナディアン・メロディック・ロック・グループの2ndアルバム。

Honeymoon Suite / The Big Prize [1985]
The Big Prize.jpg
1.Bad Attitude
2.Feel It Again
3.Lost and Found
4.What Does It Take
5.One by One
6.Wounded
7.Words in the Wind
8.All Along You Knew
9.Once the Feeling
10.Take My Hand


ハニムーン・スウィート :メロディック・ロック・グループ

メロディック・ロックの宝庫であるカナダからの刺客!
MTVや専門誌、多くのメディアでロック・グループの動向を伝え出した80年代に活躍したグループの一つです。当時は多くのグループが、ハード・ポップ/メロディック・ロックのフィールドで良質の作品を発表していました。今回ご紹介する彼らの2ndアルバムも、プロデューサーに"BON JOVI"のアルバムをプロデュースしたことで知られる、Bruce Fairbairnが担当しています。当時流行のカラフルな演出が光る素晴らしい楽曲が多数収録された、80年代を象徴する音作りがなされています。
拙者の初ハニムーン遭遇はMTVでヘビィローテーションしていた”Feel It Again”でした。
当時はシングル・ヒット=MTVでのヘビィローテーションにつながるという図式があり、大手レーベルのワーナーが資金力にモノを言わせてこのPVを流したのでありましょうか?
ミステリアスなイントロ部分から期待をもたせて、歌メロのところで転調してズドーン・・・。いいっすねぇ、80年代の音つくりですっ。
カナダにはラバー・ボーイというハリキリ・ボーイのグループもありましたが、彼らはストレートな曲調で勝負しましたが、ハニムーンはどこか哀愁ただよう雰囲気があって好きでごわす。他には、PVがMTVで好評だったヒット曲の”What Does It Take”や、ナカナカの腕前のギターが聴くことのできる”Wounded”等、聴き所満載のアルバムとなっています。

http://www.honeymoonsuite.com/

Bruce Fairbairn Vocals, Producer

Johnny Dee Vocals
Dave Betts Drums
Ray Coburn Keyboards
John Dee Guitar,Vocals
Gary Lalonde Bass
Honeymoon Suite Main Performer

Mickey Curry Drums
Ian Anderson Flute
Derry Grehan Guitar, Vocals

posted by taha at 22:14| Comment(3) | TrackBack(1) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月11日

GIANT / Last Of The Runaways [1989]

セッション系ギターリストからスタートして、名プロデューサーとなったダン・ハフが中心のグループ
GIANT / Last Of The Runaways [1989]
Last of the Runaways.jpg
1.I'm a Believer
2.Innocent Days
3.I Can't Get Close Enough
4.I'll See You in My Dreams
5.No Way Out
6.Shake Me Up
7.It Takes Two
8.Stranger to Me
9.Hold Back the Night
10.Love Welcome Home
11.Big Pitch


ジャイアント :アメリカン・ハード・ロック

GIANTはカテゴリーすらするとアメリカン・ハード・ロックと言える部門に入ると思いますが、拙者の大好きなハフ様のグループということでご紹介。
バン・ヘイレンに憧れてハード・ロックをやりたかったというハフ様が、CCMグループ「ホワイトハート」で腕を磨き、ホワイトハートから離れた後に仲間たちと結成したグループがこのGIANTです。
80年代に米国内で起ったLAメタルに代表されるハード・ロック全盛時代からすでに時間が経過した時点のデビューは、通の間でしか話題になりませんでした。しかし、このアルバムと"Time To Burn"は音楽通から高い評価を受けています。その理由は、他のミュージシャンからも支持される演奏技術の高さと、楽曲の素晴らしさがあります。
ソング・ライティングに全11曲のうち8曲に"BAD ENGLISH"や"HEART"などの曲を手がけることになるMark Spiroを共作者として起用しています。この起用がアルバムのグレードを上げるのに貢献しているのは間違いのないところでありましょう。サウンド的にはハード過ぎず、甘すぎず、バラッド曲も聴きやすい、それでいてギターも要所で聞かせどころは押さえてますよ!キッズ向けの頭を振るだけのハード・ロックとはチト違います。その後、ダン・ハフ様がマークのアルバムにギターで参加していくことになるので、二人の関係は良好に続いているのであります。
拙者のお気に入り曲は、イントロのギターがこれからの予感を感じさせる"I'm A Believer"、この曲を初めて聴いたときハフの歌がかなり巧いことに驚かされました。有名セッション系ギターリストの多くは、唄ってはみたものの多くの聴衆にアピール力量は感じられないことがあります。しかし、ハフ様の歌声は他のロック・グループのヴォーカルに負けていません。ギター並みにスゴイんです。(そのことはliveアルバムで確認できます。)
そして、全米Top20ヒットとなったパワー・バラードの"I'll See You in My Dreams"、ハードロックの熱さを感じさせる"Shake Me Up"などすばらしい内容のアルバムでありんす。
メンバーはハフ様のブラザーでDrumsのデビッド・ハフ、他のアーティストのアルバムで何度も共演してきたキーボードのAlan Pasqua、ベースのMike Brignardelloです。
このグループでの活動以降ダン・ハフは、セッション活動に携わる一方でMEGADETHのアルバムにプロデューサーとして名を連ねるなど相変わらずの多忙振りを見せています。
再結成して来日liveとか決行しないかしら?


Alan Pasqua Keyboards, Vocals
Mike Brignardello Bass, Vocals
Dann Huff Guitar, Vocals
David Lyndon Huff Drums, Vocals
Giant Main Performer
Terry Thomas Vocals (Background), Mixing, Producer

posted by taha at 21:26| Comment(5) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月30日

BRIAN McDONALD / Wind It Up [2000]

シカゴmeetsデフ・レパード・・・どこかで聞いたことのあるフレーズではありますが・・。

BRIAN McDONALD / Wind It Up [2000]

Wind It Up.jpg
1.Wind It Up
2.Head Back Home
3.Words Come So Easy
4.I Don't Wanna Want Your Touch
5.When The Lightning Strikes
6.The Night Heaven Fals Down
7.The Rhythm Of Money
8.Somewhere On The Highway
9.If I Could Only See You Now
10.Just A Heartbeat Away
11.Amnesty
12.The Hope One Child Can Bring


ブライアン・マクドナルド :メロディック・ロッカー

このアルバムの主人公であるマクドナルドさんは、あのハンバーガーのブランドとも、唄うシロクマさんとも全く関係のないアーティストです。(そりゃ・・)
マクドナルドさんはクラッシック音楽の素養を持ったアーティストでいらして、ロック・アルバムはこの"Wind It Up"を含む3作品しか発表されていません。・・ので一般的には知名度があまりないように感じられます。実際このアルバムも10年ぶりで発表した2ndアルバムとのことです。まぁ、欧米でもほとんど知られていないみたいですけれど。作詞作曲に加えてインストも扱うマルチ・ミュージシャンであり、個人的にAIRPLAY〜TOTOテイストのロックがお好な様に感じられます。(もろPlanet3風もあり)
そして、声質が英国のHR/HMバンド「デフ・レパード」のリード・ヴォーカル"Joe Elliott"にそっくりなこともあり、シカゴmeetsデフ・レパードがピッタリかと・・・。
実際の所、売れ線になった時期のデフ・レパードの曲調に似た感触の曲もあります。そして、デビッド・フォスター以降のシカゴお得意のバラッド曲テイストの曲も収録されていて、チト聴いただけではシカゴかなぁぁと思うかも。さらに、ジミ・ジェイムソンの時期のサバイバーや、REO Speedwagonの曲調と感じられる曲もあり、そのテがお好きなファンにはうれしい内容となっています。80年代メロディック・ロックのマニアっすか?
インタビューには、「あの時代のロックに限っていうなら、Def LeppardとForeignerが最もホットだったと思う。」と答えていらっしゃいます。
有名なスタジオ・ミュージシャンが参加していなくてもテイストは十分と伝わってきます。(マクドナルドさん・・かなりのマニアと見たが・・どうすかっ!)

http://www.brianmcdonald.com/

posted by taha at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月29日

Max Bacon / From the Banks of the River Irwell [2002]

Max Bacon / From the Banks of the River Irwell [2002]
From the Banks of the River Irwell.jpg
1.Someday
2.Tears in My Eyes
3.Who Can Stop the Rain
4.Higher You Climb
5.Boys from the Diamond City
6.Hold Me Close
7.Fire in Your Eyes
8.Carrie
9.Everybody Needs Somebody
10.Earth Moving
11.Sense of Rhythm
12.Take No Prisoners
13.Moon Under the Water
14.Get It Right This Time
15.You're in My Heart
16.Breakout


マックス・ベーコン :歌い手さん

拙者が買ってに決めている、メロディック・ロック悲運の3大ヴォーカリストの一人であるマックス・ベーコン。
(他の二人は、ファーギー・フレデリクセン、トミー・ファンダーバーク)
英国人のベーコンさんの人生の中で絶頂期と言えるのが、二人のスーパー・ギターリストをリーダーにしたGTRでの活動でした。プログレッシヴ界のカリスマ・ギターリストが結成したスーパー・バンドのリード・ヴォーカルとして白羽の矢を当てられたのは、Night Wing,BRONZ,等で唄っていたベーコンだったのです。GTRはレーベル側の大々的なプロモーションのおかげで世界的に有名になりました。アルバム・セールスもミリオンセラーを獲得し、幸先の良いスタートを切ったのですが・・・メンバー間の意見の食い違いから空中分解・・自然消滅してしまうのです・・。
GTRの魅力は二人のギタリストの夢り共演もありますが、ベーコンの中高音域がどこまでも伸びる素晴らしい歌唱力にあったのは間違いがありません。それは、後から発表された米国でのLIVEを収録したKING BISCUIETラジオショーの音源でも確認できます。
GTRからはなれた後は、マイク・オールドフィールドのアルバムに参加したり、ハード・ロック・プロジェクトの"フェノミナ"に参加したりしていました。
その後、大きな話題のなかったベーコンさんですが、2002にソロ・アルバムを発表いたしました。
内容はそれまでの活動の集大成といえるもので、参加してきたプロジェクトの音源や、ソロ作品用に収録しながらお蔵入りになっていたものまで全16曲が収録されています。
GTR後のベーコンさんの活動が一枚のアルバムで確認できるものとなっています。録音の年代やメンバーが異なり、音質の違いがみられますが、ベーコンの透き通った伸びやかな声はいつの時代も変わらないと言うことが判ります。
業界はなぜ?この素晴らしい逸材を見放してきたのでしょうか・・・。 今一度この作品集を確認しながら、ベーコンのメロディック・ロックに適した唄いっぷりを堪能いたしやしょう!

Steve Morgan Bass
Phil Spalding Bass, Vocals (Background)
Michael Sturgis Drums
P. Craig Turner Drums
Paul Webb Bass
Carl Matthews Drums
Max Bacon Vocals (Background)
Geoffrey Downes Keyboards
Scott Gorham Guitar
Shaun Kirkpatrick Guitar
Jode Leigh Drums
Mike Oldfield Guitar, Keyboards


posted by taha at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月26日

FERGIE FREDERIKSEN / EQUILIBRIUM [1999]

熱心なファンから支持されながら正当な評価が得られず、悲運の歌い手としてしられる実力派!
FERGIE FREDERIKSEN / EQUILIBRIUM [1999]
EQUILIBRIUM.jpg
イクィリブリアム
BLAZE OF LOVE
MATA HARI
EQUILIBRIUM
ALL FOR LOVE
BEST I CAN BE
CRAZY
TELL ME DIANA
FALLING INTO PLACE
DIED IN THE MIDST OF A DREAM
THE TRUTH IS GOOD ENOUGH
LANGUAGE OF LOVE

イクィリブリアム
1.ブレイズ・オブ・ラヴ
2.マタ・ハーリ
3.イクィリブリアム
4.オール・フォー・ラヴ
5.ベスト・アイ・キャン・ビー
6.クレイジー
7.テル・ミー・ダイアナ
8.フォーリング・イントゥ・プレイス
9.ダイド・イン・ザ・ミドスト・オブ・ア・ドリーム
10.ザ・トゥルース・イズ・グッド・イナフ
11.ラングエイジ・オブ・ラヴ


ファーギー・フレデリクセン :歌い手
拙者のフレデリクセンさんとの初遭遇は、トリリオンの1stアルバムです[1978]。当時は新世代のアメリカン・ハード・ロックとして注目されたのですが、フレデリクセンさんはたったの1枚でグループから離脱してしまいました。この時は、力強さとメリハリの効いたアメリカンな歌い手さんだなぁ・・とお気に入りの歌い手さんの一人でした。(拙者のお気に入り曲は・・"Hold Out"から"Big Boy"の流れ・・)なかなか次のアルバムが出てこないなぁ・・、と思っていた数年後に突然ニュースが入ってきました。「TOTOの新ヴォーカルに元トリリオンのファーギー・フレデリセン!」???何っー!
TOTOだったらピッタリかもしれない・・。拙者は期待いたしました。そして、登場したアルバムが「Isolation」だったのです、その音は期待以上のものだったので来日コンサートでファーギーのバック転姿を拝見に行ったのでごさいます。(実際この時期が彼の絶頂期だったとの噂ありりり)拙者としては、中高音の伸びやパンチ力の声が大好きだったのですが・・。突然ファーギーを恐怖のズンドコに陥れることが起ります。「ファーギー・フレデリクセンTOTOから脱退」ガーン!どれほどのファンが泣いたことか??グッスン!(本当はルーク様との不仲説が有力・・)
TOTO脱退後に我々に届いた知らせは、「元トリリオン、元TOTOのファーギー・フレデリクセン、1983年にLE ROUX(ル・ルー)に加入していた!」日本でほとんど知名度ゼロのグループLE ROUXにファーギーが加入していたニュースはほんの小さな記事として掲載されました。しかし、参加したアルバム「SO FIRED UP」はメロディック・ロックの隠れた名盤としてマニアの中で話題となっていたのでした。(でも、このグループもそのアルバム発表後に自然消滅・・)結局のところファーギーの参加した作品はどのグループでも1枚だけなのであります。そして月日は流れ、今回ご紹介のソロ・アルバム『イクィリブリアム』 の登場となり、拙者を含むファーギー信望者を喜ばせることになりもうした。拙者が好きなメロディック・ロック、悲運の3大ヴォーカリストの一人として推薦いたしやす。(後の二人は、GTR〜のMax Bacon、Airplay-The Front〜のTomy Funderburk)あれっ、このアルバムの内容は・・・・・・。
シカゴ&TOTO,サバイバー、スターシップ??かな?

Producer: Ricky Phillips
Musicians:
Drums: Ron Wikso
Bass: Ricky Phillips
Guitars: Bruce Gowdy, Tim Pierce, Rocket Ritchotte, Neal Schon, Danny Laine
Nylon String Guitar: Marcus Nand
Slide Guitar: Michael Monarch
Keyboards: Bruce Gowdy, Steve Porcaro, Ricky Phillips
String Arrangement: Guy Allison
Background Vocals: Kelly Hansen, Ricky Phillips, Jason Scheff, Jeff Scott Soto

trillion.jpgトリリオンの1st

http://www.fergiefrederiksen.com/

posted by taha at 23:54| Comment(2) | TrackBack(1) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月09日

Foreigner / Foreigner [1977]

1970年代半ばから米国で巻き起こったアメリカン・ハード・ロックの新ムーブメントの中心的グループとしてこのフォリナーがあります。

Foreigner / Foreigner [1977] 「栄光の旅立ち」
Foreigner.jpg
1.Feels Like The First Time
2.Cold As Ice
3.Starrider
4.Headknocker
5.The Damage Is Done
6.Long, Long Way From Home
7.Woman Oh Woman
8.At War With The World
9.Fool For You Anyway
10.I Need You


フォリナー :英米混成チームのロック・グループ

米英混合の6人組み編成でグループ名が決まったこのグループの中心人物は、ギターリストのミック・ジョーンズとイアン・マクドナルドです。マクドナルドはブリティッシュ・プログレの最重要グループKing Crimsonのオリジナル・メンバーです。そして、ヴォーカルのルー・グラムがこのグループのキーとなるメンバーです。曲作りはほとんどこの3人がおこなっており、次々とシングル・ヒットを飛ばしました。フォリナーの持ち味は、ハード・エッジに切り込むギターと、キーボード、Sax&Fluteを曲ごとに効果的に配置し、迫力あるダブル・ドラムの起用、そして流れるようなコーラス・ハーモニー。力強く、ハギレよく聴きやすいルー・グラムのヴォーカルを前面に押し出した演出は米国ロック・シーンに新風をまきおこしました。
衝撃のファースト・タイム・・まさに衝撃的であった、デビュー・シングル"Feels Like The First Time"をチャートの上位に送り込むことに成功したフォリナー。すでに他のバンドで活躍してきた実績を生かした曲作りは、米国内において支持されて世界中に波及していきました。新グループとしては異例の好スタートを切りましたが、度重なるツアー・ロードやプロモーション続きのためにメンバーが脱退していくようになります。売れることの代償はあまりにも大きくなっていくのです。個人的には4枚目の"4"もお気に入りなのですが、英米混成6人チーム時代の、1stと2ndアルバム「ダブル・ビジョン」が彼らの絶頂期と考えます。他にオススメ曲はイントロ部が印象的なヒット・シングル曲"Cold As Ice"です。

Dennis Elliott Drums
Ed Gagliardi Bass, Vocals
Ian McDonald Guitar, Horn, Keyboards, Vocals, Producer, Mixing
Al Greenwood Synthesizer, Keyboards
Lou Gramm Vocals
Mick Jones Guitar, Music Direction, Producer, Mixing, Vocals

http://www.foreigneronline.com/

posted by taha at 12:57| Comment(2) | TrackBack(6) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DAKOTA / The Last Standing Man [1998]

80年代に良質なアルバムを発表していた隠れた名グループが見事に90年代半ばに復活しました。
DAKOTA / The Last Standing Man [1998]
the_last_standing_man.jpg

1. Hot Nights
2. Somebody's Hero
3. Water
4. Mama Teach
5. Only Game In Town
6. Run With The Wind
7. Struggles With The Heart
8. The Last Standing Man
9. Little Heartbreaker
10. Finding You Tonight
11. Over In A Minute
12. This Voice
13. Methods Of Modern Man


ダコタ :アメリカン・メロディック・ロック・グループ
それがこのアルバムの主人公のDAKOTAです。中心となるのは、Jerry G. Hludzik(Vo、Bass)と言う方であります。当初はこのルジックさんとビル・ケリーなる人物が中心のグループだったようです。3枚目のアルバム発表後86年に解散する事となりました。
そして、メロディック・ロックのマニアの間でコレクターズ・アイテムとなっていた作品を、イギリスのメロディアス関連のレーベルである「エスケイプ・ミュージック」がCD化する事に興味を示しました。そこで、発表された作品が”MR.LUCKY”として96年に日の目を見る事になるのです。(86年に発表された作品の録り直し作品のようです。)
その出来映えの素晴らしさに喜び、エスケイプ側から依頼されて作成されたのが本作「ザ・ラスト・スタンディング・マン」です。(有名な映画のタイトルと同名でもありますが・・。関連があるかは不明?)曲調は、美しいメロディ・ラインを主軸に、エッジの効いたギターとバランスのとれたコーラス・ハーモニー、そして幾分枯れた感触のルジックのメイン・ヴォーカルが微妙に絡まり見事な調和を見せています。とびっきりスピィーデイーな展開の曲があるわけではないのですが、70年代後半から培ってきた曲作りのセンスを生かし叙情的なAOR/産業ロック・ナンバーの数々が堪能できます。
ボストン、ジャーニー、スティックス、TOTOなどのメジャーなアーティストと同等な評価を得られていないのが残念なところです。エスケイプ・ミュージックは他にも素晴らしいアメリカンなグループの作品をリリースし続けているので、今後も目が離せないレーベルですネ!。 

DAKOTA:
Jerry G. Hludzik (lead vocals and bass)
Rick Manwiller (keyboards, vocals)
Jon Lorance (guitars)
Eli M. Hludzik (drums, vocals)

Produced by: Jerry G. Hludzik and Rick Manwiller
Recorded and Mixed by: Rick Manwiller

http://www.itsaboutmusic.com/dakota.html
http://laststandingman.tripod.com/

posted by taha at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月24日

LE ROUX / So Fired Up  [1983]

83年当時どうして日本でこのアルバムが発売されなかったのか、本当に不思議でなりません。
LE ROUX / So Fired Up  [1983]

SoFiredUp.jpg
Songs (Written By)
1. So Fired Up (By Rod Roddy/Jim Odom/Fergie Frederiksen)
2. Lifeline (By Rod Roddy/Leon Medica/F. Frederiksen/Tony Haselden)
3. Let Me In (By Tony Haselden)
4. Yours Tonight (By Tony Haselden/Rod Roddy)
5. Line On Love (By Tony Haselden)
6. Carrie's Gone (By F. Frederiksen/Jim Odom/Rod Roddy)
7. Wait One Minute (By Rod Roddy)
8. Turning Point (By Rod Roddy/Tony Haselden/F.Frederiksen/Jim Odom)
9. Don't Take It Away (By Rod Roddy)
10. Look Out (By Jim Odom/F. Frederiksen/Rod Roddy/Tony Haselden)
Produced by Leon Medica

ル・ルー :アメリカン・メロディアス・ロック
このアルバム"So Fired Up"はグループにおける最高傑作でありながらセールス的には米国内で最低の作品であったために、グループを解散させてしまった作品。しかし、フロント・マンとしてこのアルバムに参加の、ファーギー・フレデリクセンがTOTO加入のきっかけとなったことは有名な話であります。ファーギー・フレデリクセンのトリリオン〜TOTOへつなぐ幻のアルバムがこの作品です。それまでの路線からガラリと変更してハードな曲調が目立ちますが、当時隆盛を誇っていたアメリカン・ハードの主流であったジャーニー、TOTO等の作風に影響を受けていることは明らかであります。それにしてもフレデリクセンは素晴らしい作品に参加していながら、ことごとく1枚だけの参加に終わってしまうのは不思議であります。TOTOの来日の際はバック転で登場し、体操選手としての資質をアピールしていたほどのショー・マンなのに?グループ内の人間関係が一番の問題と言われていますが・・・。フレデリクセンのどこまでも伸びるハイ・トーンは、メロディック・ロックをこよなく愛する我々をトリコにしております。いまだにトリリオンの1枚目とTOTOの「Isolation 」は拙者の愛聴盤であります。今作は新しい凄腕のギターリストとフレデリクセンの実力を受け、最高の作品として輝きを放っています。2000年、米国においてミレニアム盤として発表されたアルバムはジャケ違いのもので、内容も少しばかり編集されたものとの事ですが、わが日本においてはオリジナルのままで見事にリ・イシューであります。このアルバムの前に発表された「ラスト・セーフ・プレイス」のAOR路線も実に素晴らしい内容てありましたが、時代とともに忘れられていたこの名作を今ここに再評価していただきたいと思います。(フレデリクセンのファンはマスト・アイテムであります!)拙者のお気に入りは、アルバム・タイトル曲と”Lifeline”、”Turning Point”等々・・・。(みんな良い曲ヨ!)

http://www.laleroux.com/


Fergie Frederiksen (Lead & Background Vocals)
Leon Medica (Bass & Background Vocals)
Rod Roddy (Keyboards, Background Vocals)
David Peters (Drums ands Percussion)
Jim Odom (Lead Guitar, Background Vocals)
Tony Haselden (Electric & Acoustic Guitar, Lead & Background Vocals)

posted by taha at 22:42| Comment(4) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月09日

Styx / Corner Stone [1979]

1970年代半ばから、1980年代初頭にかけてアメリカの音楽業界を席巻した、一つのムーブメントが存在しました。バンド編成のロック・グループが曲作りから演奏までこなし、シングル・ヒット曲をチャート・インさせていきました。そりは、BOSTON,Journey,Kansas,Foreigner,ToTo,といったグループです。
Styx / Corner Stone [1979]
Cornerstone.jpg
1.Lights
2.Why Me
3.Babe
4.Never Say Never
5.Boat on the River
6.Borrowed Time
7.First Time
8.Eddie
9.Love in the Midnight


スティクス :アメリカン・メロディック・ロック


その中で一番活動暦が古いのがこのstyxとkansas(1974)です。Styxのデビューは1972年なので、このムーブメントが起こる以前から精力的に活動をしていたことになります。Styxは、リーダーであるデニス・デ・ヤング(Vo,key)を中心とした5人組みで、ギターのトミー・ショウは途中からの参戦したメンバーです。
この、トミー・ショウのグループ加入が大きな転機となり、一段とステップ・アップさせることになります。より密度の高い音作りを目指したStyxの音楽的な特徴は、グループの持つプログレッシブ・ロック風味の味付けとメロディアスな曲調の融合です。デ・ヤングの甘く中高音域に伸びるヴォーカル・スタイルは、他のアメリカン・ハード・ロックとは一線を画するものです。その、デ・ヤングの特性をいかした名曲"ベイブ"を収録したこのアルバム「コーナー・ストーン」はstyxの名を不動の地位にまで押し上げた名盤です。時折ハードにせまるギターと、メラコリックに響くキーボード群、絶妙のバランスで聞く者に感動を与えるコーラス・ハーモニー。これらが渾然一体となってリスナーをstyxワールドに引き込みます。
現在のStyxはトミー・ショウをフロントに据えてストレートなアメリカン・ロックをプレイしています。個人的には今回ご紹介の次のアルバム"Paradise Theater"までが彼らの絶頂期と考えます。

Chuck Panozzo (bass)
John Panozzo (drums)
Dennis DeYoung (vocals, keyboards)
James "JY" Young an (guitars/vocal)
Tommy Shaw (guitar/vocal)

http://www.styxworld.com/



posted by taha at 23:38| Comment(2) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Journey / Escape [1981]

スーパー・ギターリストのSANTANAのもとで修行を積んだ、ニール・ショーン(g)とグレッグ・ローリー(vo,key)らが中心となって結成されたロック・グループ。
Journey / Escape [1981]
escape.jpg
1.Don't Stop Believin'
2.Stone in Love
3.Who's Crying Now
4.Keep on Runnin'
5.Still They Ride
6.Escape
7.Lay It Down
8.Dead or Alive
9.Mother, Father
10.Open Arms


ジャーニー :AOR=産業ロック

グループスタート時は、テクニカルかつハードな路線で楽曲を作り演奏していたましたが、メンバー・チェンジを経てアメリカを代表するスーパー・グループへと進化していきます。まず最初のメンバー補強はリード・ヴォーカルの"Steve Perry"の加入からです。
キーボードのグレッグ・ローリーがヴォーカルを兼務していましたが、ペリーの加入により歌モノの表現力がアップします。そして、ローリーのグループ脱退とともに加入したジョナサン・ケイン(元babys)がグループに大きな変革をもたらしました。すでにポップ・チャートにヒット曲を送り込む実績をもっていたケインとペリーのソング・ライティング能力の向上と、バンドとしての戦略が見事に成功した作品がこの「エスケイプ」です。アルバムを作り上げ、シングル・カットした曲を手に米国各地をロードして知名度を上げる手法が結実しました。このアルバムは世界中で800万枚以上の売り上げを誇るモンスター・アルバムで、Journeyの代表作であるばかりでなく産業ロック(aor)を語る上でも重要なアルバムです。メロディアスなケインのキーボードの上をペリーのハスキーな声が乗り、ショーンの叙情的なギターが歌い上げます。拙者のお気に入り曲は名バラッド曲として有名な"Open Arms"です。ペリーの声が胸にジーンと響きます。そして、liveのオープニング・ナンバーとして定評の"Don't Stop Believin'"は観客を巻き込んだ形の彼らのコンサートに欠かせない曲です。その他の曲も、泣かせどころが沢山あり、アルバム全体がジャーニーの魅力満載です。産業ロックという言われ方は悪い方にとられがちですが、彼らが到達した偉業は現在でもフォロワーの目標となっています。拙者は産業ロック大好きです! 

Steve Perry (vocals); Jonathan Cain (guitar, keyboards, background vocals); Neil Schon (guitar, background vocals); Ross Valory (bass, background vocals); Steve Smith (drums)

http://www.journeymusic.com/



posted by taha at 00:39| Comment(3) | TrackBack(2) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月07日

BOSTON / BOSTON 〜幻想飛行 [1976]

1976年当時、ギター少年やロック小僧を熱狂させたグループが登場し、全米はモチロンのこと世界中で大評判となりました。
BOSTON / BOSTON 〜幻想飛行 [1976]
Boston.jpg1.More than a feeling
2.Peace of mind
3.Foreplay/Long time
4.Rock & roll band
5.Smokin'
6.Hitch a ride
7.Something about you
8.Let me take you home tonaight

←これがCD盤のジャケットです。


Boston1.jpg←これがアナログ盤のジャケットです。


ボストン :アメリカン・ハードロック
トム・シュルツを中心としたグループBOSTONがデビューした時代は、世界中にパンク・ロック等のラフな感触のロックが台等していました。その中で綿密に計算された、ハード・ロックとアメリカ特有のアコースティック・ギターやコーラス・ハーモニーを生かしたスタイルで登場!そのサウンド・スタイルは音楽業界の中にも衝撃的だった様で、新人グループとしては驚異的なチャート・アクションを記録しました。ベーシックなトラックはほとんどリーダーであるトム・シュルツが一人で練り上げ、そりをバンドで演奏する形態は現在まで続いているようです。その爽やかな感じの曲調はヴォーカルのブラッド・デルプの高音域の声によるものが大きく、絶妙のコーラスと親しみやすいメロディにあるといえます。そして、トム・シュルツの奏でるオルガンとバリー・グッドロウーとのツイン・リードによる分厚いディストーションの効いたエレキ・ギターが、BOSTONサウンドの真骨頂といえます。個人的にはこの1枚目と続く2枚目の"Don't Look Back"が最高傑作と思っていますが、BOSTONを聴く世代によっては他の作品を推すファンもいるようですネ!なにしろ30年近く活動していて、オリジナル・アルバムがたったの5枚ですもんねぇ・・。拙者のお気に入りはアナログ盤で言うところのA面の3曲全て(1,〜3,)です。なんといっても曲の並び、シングル・カット曲があるということで何回も聴きましたネ!(アナログ盤は本当に磨り減りました!) 何年経っても聴き続けられる本当のアメリカン・ハードロック(AOR)の名盤です!もう世界中で1700万枚を突破しました。まぁ、一家に一枚の家宝でしょう!!

Tom Scholz(gitars,bass,organ,percussion)
Brad Delp(vocal,guitars)
Barry Goudreau(guitars)
Fran Sheeman(bass)
Sib Hashian(drums,percussion)

http://www.boston.org/boston.html




posted by taha at 23:22| Comment(0) | TrackBack(5) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月28日

Survivor / Vital Signs [1984]

このアルバムのキーワードは産業ロック、メディア戦略、ラジオエディット、MTV。
Survivor / Vital Signs [1984]
Vital Signs.jpg
1. I Can't Hold Back (Peterick/Sullivan) - 3:59
2. High on You (Peterick/Sullivan) - 4:09
3. First Night (Peterick/Sullivan) - 4:17
4. The Search Is Over (Peterick/Sullivan) - 4:13
5. Broken Promises (Peterick/Sullivan) - 4:01
6. Popular Girl (Peterick/Sullivan) - 3:39
7. Everlasting (Peterick/Sullivan) - 3:52
8. It's The Singer, Not The Song (Peterick/Sullivan) - 4:34
9. I See You in Everyone (Peterick/Sullivan) - 4:26


サヴァイバー :ザ産業ロック
82年映画「ロッキー3」の主題歌EyeOfTheTigerが6週連続No.1に輝きブレイク。しかし続く4枚目のアルバムCaughtInTheGameが大コケ(82位)に終わりボーカルのデイヴ・ビックラーが脱退。心機一転、新たにジミ・ジェイムソンを迎えて作られた84年発売の5枚目のアルバムがこのVitalSignswです。前ヴォーカルの”デイヴ・ビックラー”も悪くはないのだが、やはりジミの声の方がよりメロディック向きだったといえる。その力強い歌声は実にアメリカン・ハードロックしていてよろしい。そして、バラッド曲におけるジミのちょっとだけハスキーな声も、女性ファンを獲得した要因のひとつともいえます。そして、一番の大きな要因はMTV戦略だった、といってもいいハズっ!アルバム収録曲のほとんどが3分半から4分半という徹底したラジオ・エディット戦法です。これは、どの曲をシングル・カットしてもいいように、アルバム収録時に始めから計算していたと考えらます。これはプロダクションもしくはレーベルサイドの作戦だったに違いありません。こういった作戦が成功したのも、時代にマッチした素晴らしい楽曲があったからこそです。中心的なメンバーであるキーボードのジム・ペトリックとギターのフランキー・サリヴァンがメロディックのお手本の様な曲を手がけているから、なのでありまんす。いたずらに長いギター・ソロやハデなキーボード演出を避けて、歌メロを大事にしてコーラスやアンサンブルを重視した作りはその後のマイルストーンともなりました。悪い表現として使用されている産業ロックと言う言葉ですが、私はそうは思っていません。むしろ、このアルバムの様に、自分の感性にピッタンコの作品が登場してきたことに感謝せずにはいらません。拙者の好きな曲は「キャント・ホールド・バック」、「ハイ・オン・ユー」、「ザ・サーチ・イズ・オーバー」。うーん、はっきり言って捨て曲なしです。 全曲ヨロヒイ!

http://www.survivormusic.com/



posted by taha at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月13日

Mark Spiro / Devotion [1997]

「Mark Spiro / Devotion」 [1997]
devotion.jpg
1.My devotion
2.Rhythm of you
3.The rain came tumblin' down
4.Time keeps ticking
5.Love is war
6.Kiss the world away
7.Sunset city
8.Better with a broken heart
9.Campbell river road
10.Valdez
11.Don't leave me in love
12.Guardian angel
13.Desert bloom



マーク・スピロ :メロデック・ロック野郎

米国のメロディック・ロックの重要人物の一人。
MR.BIG / HEART / Giant / BAD ENGLISHなど数多くのアーティストに曲を提供しており、メロデック・ロックのファンなら彼を知らない人でも、彼の曲を聴いたことがない人はいない程の大物。
自らキーボード&プログラミングとヴォーカル担当し、ダン・ハフらが結成したアメリカン・ハードの正統派グループ「Giant」の1枚目の"Last of the Runaways"[1989 A&M]に共作者として8曲クレジットされていました。そのスピロさんの最高傑作といっても良いアルバムがこの"Devotion"です。ギター以外のほとんどのパートを演奏しヴォーカルをとっている。もちろん曲も彼のペンによるものであり、セルフ・プロデュースしています。参加しているギターリストは、有名セッション系ギターリストのMichael Thompson、Tim Pierce、そしてDann Huffも参加している。スピロの特徴的なところはそのハスキーながらも力強い声質にあり、AORよりの楽曲もサウンドの傾向とアタック感のあるヴォーカルによって、とてもハードに聞こえてくる。3人のギターリストの内、一番活躍しているのはMichael Thompsonであり、ほとんどの曲で切れ味するどいカッティッングやストローク・プレイ、そしてアグレッシヴなテクニカル・プレイを披露している。スピロ自体ライブ活動をしているか定かではないが、トンプソンやハフとの共演でのライブであれば是非観たいものでーす。拙者のお気に入りの曲は1曲目に収録されているアルバム・タイトル曲とも言える”My Devotion”です。もーっ、このイントロ部分のカッコ良さといったら・・たまりません!そして、続く”Rhytm Of You”や”Time Keeps Ticking”でのトンプソンのギターとスピロのインスト部分と、ヴォーカル部分が見事にマッチしている。いっそのことグループを組んで活動した方がいいのでは、と思わずにはいられない。これほどまでの完成度を誇りながら、米国ではまったく名前が聞こえてこないのはメロディック・ロックに対する理解が薄いためと思われます。John WaiteやNeal Schonとの共演歴もあるスピロなだけに、ミュージシャンの間では信頼されているアーティストであり、まだ彼のアルバムを未聴の方は要チェックであります。ハフ等の「Giant」が気にいっている方には絶対のオススメであります。



posted by taha at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月11日

Van Stephenson / Righteous Anger [1984]

Van Stephenson / Righteous Anger [1984]
Righteous Anger.jpg

ヴァン・スティブンソン :ロック・アーティスト

全3作のソロ作品の内の3作目で、メンバーがDann Huff等のナッシュビルor東海岸人脈から形成されている。Huff以外のメンバーは、Alan Pasqua (keyboards), Dennis Belfield (bass), Mike Baird (drums)T・ケリー(BackVo)、B・チャンプリン(BackVoこの人どこにでも顔をだします。Mrバックヴォーカルはだてじゃない!)と超豪華である。スティブンソンさんの声はハスキー路線で古くからのアメリカン・ロック向けと言えるスタイル?曲調はミディアム・テンポのメロディック・ハードといった感じかなぁぁ。
インスト部分では拙者は何といってもHuff様のギターが一番ステキーッなのだが、Alan Pasquaは後にハフハフ兄弟とGIANTで活動を共にする布石が、ここにも有ったのだと確信したのであった。(スティヴンソンさんは、なんとGIANTでハフ様たちと共作しております。クレジットを見て後から解った!)ドイツのレーベルでRCAとは別のレーベルからCD化されていますが、わが日本では未発売ものです。84年はすでにAOR、メロディック・ロック勢は姿を消していたので、大手から発売されたこのアルバムも輸入盤店でマニアが購入するもの・・として仕入れも少なかったのが現状でしょう。グッスン!!いい作品なのにナァ。日本で再発CD化すればいいのにコレも。
米国での評価はこんな所のようですねぇぇ→Survivor, Foreigner, Van Halen, Bruce Springsteen, and even the guy's vocal twin, Don Henley.

しかし、2001年に彼は帰らぬ人に・・・
元ブラックホーク(BlackHawk)のメンバー、ヴァン・スティヴンソン(Van Stephenson)が去る4月8日、皮膚癌のため自宅で死去した。享年47歳。http://www.jcma.gr.jp/Topics/t08.htm

1. Modern Day Delilah
2. I Know Who You Are(And I Saw What You Did)
3. What The Big Girls Do
4. Don't Do That
5. Others Only Dream
6. Righteous Anger
7. The Cure Will Kill You
8. You've Been Lied To Before
9. Heart Overmind
10. All American Boy

Van Stephenson (vocals), Dann Huff (guitar), Alan Pasqua (keyboards), Dennis Belfield (bass), Mike Baird (drums)




posted by taha at 13:58| Comment(3) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月08日

PETER BECKETT / BECKETT

PETER BECKETT / BECKETT [1991]
beckett.jpg
ピーター・ベケット :ロック・アーティスト
「ベイビー・カムバック」の全米大ヒットによって世界を制覇したグループ”プレイヤー”の中心人物が本アルバムの主人公です。プレイヤー解散後はオリビア・ニュートン・ジョンの曲作りに参加したり、他のアーティストへのソング・ライティング等の裏方に徹していた様です。そんなベケットさんがスティーブ・キプナーと組んで「シンク・アウト・ラウド」を結成したのが88年でありますから、このアルバムは3年後の作品となります。まずは1曲目の”I TOLD YOU SO”を聴いていただければ、プレイヤーでもシンク・アウト・ラウドの音世界でもない事が判ります!どちらかと言うとポップ・ロック的な感触であった前述のグループとは違い、実に男臭いものになっています。(拳を握りしめてキッと見つめているジャケットからも、その意気込みは察する事がができるでしょ!)ロックの持つエネルギッシュな面を前面に打ち出している点が、見事にアルバムに反映されています。91年当時はあまり大きく取り上げられなかったこのアルバムですが、現在聴いてもプロダクションのしっかりとしたサウンド・メイキングは、一流のミュージシャン・シップが脈打っています。そしてなによりも私を喜ばせてくれたのは、ギターでダン・ハフが参加している事ですっ!数々のセッションをこなしているハフですが、このアルバムでもすばらしい働きを見せています。ベケットとツインでギターを収録している曲は、とても豪快なハード・ドライビィングをしており、ハフのグループ「GIANT」にも通じる感触が味わう事がでます。ウーム良いです。正にAORテイストがちょっびり味付けされたアメリカン・ハード・ロックの傑作でございましょう!

1,I TOLD YOU SO
2, MY RELIGION
3, BROTHER LOUIE
4, HANGIN' BY A THREAD
5, THE BIG HURT
6, HOW CAN THE GIRL REFUSE
7, NOT A DAY GOES BY
8, THE BOTTOM LINE
9, STILL OF THE NIGHT
10, FALLING FROM GRACE
posted by taha at 00:29| Comment(0) | TrackBack(2) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。