2012年07月31日

Godley & Creme / Goodbye Blue Sky [1988]

Godley & Creme / Goodbye Blue Sky [1988]
Goodbye Blue Sky.jpg
1. H.E.A.V.E.N./A Little Piece Of Heaven
2. Don't Set Fire (To The One I Love)
3. Golden Rings
4. Crime & Punishment
5. Big Bang
6. 10,000 Angels
7. Sweet Memory
8. Air Force One
9. Last Page Of History
10. Desperate Times

ゴドリイ&クレーム 80年代はビデオ監督

グッドバイ・ブルー・スカイ。10CCから脱退した二人が最初のアルバム「コンシークエンシス」を発表してから10年が経ち、ビデオ制作チームとしても超一流として認知された後の作品です。70年代のお得意であったストレンジ色は後退して、このアルバムのコンセプトとしては50年代、60年代の古き良き時代の懐かしさを表現している様に感じられます。キーポイントとなるのはアルバム・ジャケットにも大きく写し出されているハーモニカです。使い方が実に上手いのです。初期の作品は、ほとんど二人のマルチ・レコーディングでしたが、このアルバムでは大々的にゲスト・ミュージシャンを起用しています。その効果は計り知れないものがあって、曲の中に上手くとけ込んでいるのが判ります。まず1曲目の”H.E.A.V.E.N.”から2曲目の”A LITTLE PIECE OF EAVEN”へのつなぎはどうでしょうか!見事としか言いようがないです!素晴らしい!どことなく南国情緒を感じさせるアレンジにニンマリです・・・。お得意のヴォーカル・エフェクトと言うか分厚いコーラス・ハーモニーも健在であり、ゴスペル調のスタートから続く曲としては正にピッタンコと言った印象であります。前2作がリズム・ボックスを大胆に使用した作品だっただけに、このアルバムの音作りは逆に新鮮に感じられます。3曲目のアップ・テンポに展開していく”DON'T SET FIRE”は、ソウルフルに曲が進み彼らの音楽的ルーツがこの辺に合った事が伺い知る事ができます。昔なつかしの西部劇の挿入歌に使用されそうな”10,000ANGELS”はとてもスピード感のある曲で、ハーモニカがここでも効果的に使用されています。そして、拙者がアルバムの中で一番のお気に入りの曲”SWEET MEMORY”ですが、スローな曲進行の中でメロディが実に印象的です。60年代の良質な部分を抽出したかの様なアレンジは、このテの音に目がないファンはたまらないハズでしょう。おもわず口ずさみたくなる曲というのは、こういう曲の事を言うのかも知れません!そして、シニカルな内容の割りにコミカルな曲調の"AIR FORCE ONE"は大統領専用機をパロッたもの。スタートからラストまで楽しめる曲が多く収録されたおすすめのアルバムです。ご賞味あれ・・。
posted by taha at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | rock/pops系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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