2006年11月24日

Lee Ritenour / RIT [1981]

AOR風Fusionの傑作!
Lee Ritenour / RIT [1981]
rit.jpg
1.Mr. Briefcase
2.(Just) Tell Me Pretty Lies
3.No Sympathy
4.Is It You?
5.Dreamwalk
6.Countdown (Captain Fingers)
7.Good Question
8.(You Caught Me) Smilin'
9.On The Slow Glide
10.No Sympathy (Reprise)


リー・リトナー :FUSIONギターリスト

25年以上経過した現在聴いても全く色褪せていません。特に我が日本におけるリトナーの人気は物凄いものがありました。ラリー・カールトンとともにフュージョン・ギターの第一人者であり、業界の代表選手としての絶好調時の作品の一つでもあります。そして、AORフリークの中で評判になったのはエリック・タッグと言う素晴らしいヴォーカリストを紹介した作品と言う事です。タッグ自身はこのアルバムの前にソロ・アルバムを発表していましたが、シーンからは注目されませんでした。しかし、リトナーが彼の才能を見抜いていたのです。アルバムの裏ジャケにもわざわざintroducingエリック・タッグと明記してあります。(日本人受けの良いタッグのヴォーカルですが、リトナーのプロデュースの下ほとんどこのアルバムと同じメンバーでソロ・アルバムを発表したりしてます。)もう一人のヴォーカルであるBill Champlinはメインと言うよりはバッキングで実力を発揮しています。タッグの甘く鼻にかかった柔らかい歌声は当時女性ファンを多く生む事に成功し、フュージョンと言う音楽を知らないリスナーもトリコにしてしまったのです。といっても聞き所はタッグをメイン・ヴォーカルに据えた”Mr. Briefcase”、”(Just) Tell Me Pretty Lies”と言った所になりますが、バックを固めるプレイヤーが実力を示すインスト曲も捨てがたいものがあります。”Countdown (Captain Fingers)”は色々な所のBGMで使われたりしましたし、”On the Slow Glide”はベースのAbe Laborielの跳ねる様な感じが耳に残ります。それにしても、ジャケ写真に写っているリトナーの顔のあどけなさ・・・、まるで少年の様です。(ギター界のヒーローにしてはカワイイ印象が強くあります。)参加メンパーは20数名にもおよぶこのアルバムですがとても統一感があり、リトナーのプロデューサーとしての力量が随所に現れています。(共同プロデュースはHarvey MasonとDavid Fosterです。)AORとフュージョンが合体し、見事なまでに昇華した記念碑的作品で有ることは間違いがありません。

http://www.leeritenour.com/

Johnny Mandel Arranger, String Arrangements
Harvey Mason, Sr. Percussion, Drums, Digital Drums, Producer, Arranger
Lou McCrary Trombone
Don Murray Engineer
Ralph Osborne Engineer
Jeff Porcaro Drums
Greg Phillinganes Keyboards
John Pierce Bass
Kevin Rice Producer
Lee Ritenour Guitar (Acoustic), Guitar, Vocoder, Executive Producer, Main Performer, Producer, Guitar (Synthesizer), Vocals, Special Effects, Guitar (Electric), Arranger
Rick Shlosser Drums
Eric Tagg Vocals, Lyricist
Richard Tee Keyboards
Chuck Finley Trumpet, Flugelhorn
Ron Coro Art Direction
Kathy Morphesis Art Direction
Joe Garnett Logo Design
Aaron Papoport Photography
Don Grusin Keyboards
David Foster Arranger, Keyboards, Producer
Bill Champlin Vocals, Lyricist
Alex Acuna Drums
Michael Boddicker Synthesizer
Bill Champain Vocals
Paulinho Da Costa Percussion
Chuck Findley Trumpet, Flugelhorn
Steve Forman Percussion
Humberto Gatica Engineer
Gary Grant Trumpet, Flugelhorn
Jerry Hey Trumpet, Flugelhorn, Arranger
David Hungate Bass
Louis Johnson Bass
Abraham Laboriel Bass
Charles Loper Trombone
Greg Mathieson Keyboards
Bill Reichenbach Jr. Trombone

posted by taha at 16:36| Comment(3) | TrackBack(1) | Jazz/Fusion系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBいっときます!!
エリック・タッグ大好きです。
未だに色あせない素晴らしいアルバムですね。
リトナーの人脈と才能が溢れています。
Posted by 主審 at 2006年11月26日 19:09
どうも、sunayokoです。
自分のblogでもEric Tagg取り上げていますが、このアルバム(+RIT2)とその後のソロ(Dream Walkin')は傑作ですね。当時はAORもフュージョンと呼ばれていたLee Ritenour、Larry Carlton、Dae Grusin、Stuffなんかも聴いていたのでその2つの路線が交錯していたこのアルバムとても印象に残っています。ついでに彼の兄弟の作品であるBourgeois Taggもよろしく。
Posted by sunayoko at 2006年11月27日 08:27
ども、sunayokoさん。
Bourgeois Taggの情報はciりませんでした。
ありがとうございます。


ども、主審さん。
FusionとAORを同時に楽しむことのできる良質なアルバムですね。
Posted by taha at 2006年11月28日 20:53
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

Tagg兄弟 ToddとDavidの接点 #2
Excerpt: 今回もTodd RundgrenとDavid Foster の接点の第2回目。 取り上げるのは Tagg 兄弟。 まずは、1981年のLee RitenourのAORアルバムRIT、RIT..
Weblog: suna-yoko Travel With
Tracked: 2006-11-27 08:18