2010年09月30日

STYX / Grand Illusion [1977]

世界的な成功の第一弾となったアルバム!
STYX / Grand Illusion [1977]
tHEGrandIllusion1.jpg
1. The Grand Illusion
2. Fooling Yourself (The Angry Young Man)
3. Superstars
4. Come Sail Away
5. Miss America
6. Man In The Wilderness
7. Castle Walls
8. The Grand Finale

STYX :アメリカン・ハード(メロディック)


このアルバム「グランド・イリュージョン(大いなる幻影)」は、STYXとしてのオリジナル7枚目の作品でコンセプチュアルな内容ながら、初のトップテンヒットである”Come Sail Away”を収録している彼らの代表的な作品です。(カムセラウェイ・・カムセラウェイ・・)デ・ヤングのきれいな音色のピアノとやさしく歌い上げるヴォーカルで進む曲調から、一転してハードに切り込む展開は少しプログレっぽい印象で、その風味を上手く料理しアメリカンに仕上げた事が大ヒットにつながったと考えられます。オープニング・ナンバーの”The Grand Illusion”からSTYXワールドへ誘いラストの”The Grand Finale”で1つの物語が完結する構成であります。(ひとつのアルバムの中でデ・ヤングのメロディック、ショウのポップ、ヤングのハードな路線が混在)
1977年の7月7日に発売していることからもこの作品に掛けるバンドの意気込みとレーベル側の力の入れようが判ります。アルバム・ジャケットに作品のコンセプトを盛り込む手法は初期の段階から使用してきたSTYXですが、このアルバムは「だまし絵」で有名なルネ・マグリットの世界をテーマにもって来ています。
もうひとつのポイントは、トミー・ショウの活躍です。第二弾シングル・ヒット曲”Fooling Yourself”は、トミー・ショウの曲であり、STYXの別の面をアピールする事に成功した曲でもあります。ショウの作曲能力の高さとヴォーカリストとしての面、それらがヒット曲を生み出す事が出来る証明でもあったのです・・。(そのことが80年代後半からSTYX自体を悩ます原因となり分裂・・別のバンド・・小休止・・etc)
2000年代はトミー・ショウとジャームズ・ヤングが中心となって、ハード・ロック主体のアメリカン・ロック・パンドとなってしまったSTYX・・・。
カラフルで多種多様な曲調の楽曲を、バランス良く見事にブレンドし一つのコンセプトにまとめ上げることは難しいのかなぁぁぁ。
(本当に大きな幻影となってしまいましたトサ)


posted by taha at 10:19| Comment(2) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コーナーストーンと並ぶ彼らの傑作ですね!未だに年に数回聴く名盤です。
Posted by まこと9957 at 2010年10月01日 01:01
ども、まこと9957 さん。

いいですよね、この時期の彼らは・・・。

また、お願いします。
Posted by taha at 2010年10月15日 21:35
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