Mick Hucknall / Tribute to Bobby [2008]

自らのルーツである伝説のシンガーのトリビュート・アルバム
Mick Hucknall / Tribute to Bobby [2008]
Tribute to Bobby
1. Father Up the Road
2. Ain't That Lovin' You
3. I'm Too Far Gone (To Turn Around)
4. Poverty
5. Yolanda
6. Stormy Monday Blues
7. I Wouldn't Treat a Dog (The Way You Treated Me)
8. I'll Take Care of You
9. Chains of Love
10. I Pity the Fool
11. Cry, Cry, Cry
12. Lead Me On

ミック・ハックネル :ソウル・シンガー

2009年のツアーをもって活動を終了すると2007年に発表した、シンプリー・レッドのフロント・マンのMick Hucknall初ソロ・アルバム。
デビュー時から高い支持をうけて25周年を迎えるシンプリー・レッドは、英国を代表するブルー・アイド・ソウル・バンドながら、実はリーダーであるミック・ハックネル自身といえるもの・・。これからは、バンド名にたよらずソロとして活動を展開していくと周囲に期待を持たせていたが・・・そこで登場したのが本作品。
1950年代から60年代にかけて活躍したブルース/ソウル系のシンガー、ボビー“ブルー”ブランドの楽曲を"レッド"ことミック・ハックネルが独自の解釈で「ジャズにも通ずる洗練」を加味しながら一つのアルバムにまとめ上げました。ハックネルがブランドを彼の歌唱スタイルのルーツと公言していることからも判るように、まるで自分の曲のように歌っているので違和感がありません。50年以上も前の曲をみごとに生き返らせているのです。1曲目の"Father Up the Road"(1957のNo.1ソング)を聴いた瞬間にボビー“ブルー”ブランドの世界で楽しそうに歌うハックネルの顔が見えてきそうです。
もともとシンプリー・レッドでの活動そのものが、このアルバムに収められているような楽曲を自分達流に表現することが目的であったと思われるので、初ソロ・アルバムがブランドのトリビュートを持ってくることは半ば確信犯的であったと・・・。
それにしても、どの曲も何度も聴いた感じがするのは何故か?ほとんどがお初と思われるのだが・・・それは、ボビー“ブルー”ブランドの楽曲やアレンジを多くのアーティストがお手本にしているからなのでありましょうかぁぁ。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック