Gino Vannelli / A Pauper in Paradise [1977]

1. Mardi Gras
2. Valleys of Vahalla
3. Surest Things Can Change
4. One Night With You
5. Song and Dance
6. Black and Blue
7. Pauper in Paradise (First Movement)
8. 2nd Movement
9. 3rd Movement
10. 4th Movement
ジノ ヴァネリ ドラマチック歌唱
他のアルバムと比べると少し評価が分かれるところがある作品であることは間違いがなく・・。その要因となっているのは、後半に展開される組曲形式のアルバム・タイトルである「Pauper in Paradise」であることは明白であります。70年代にこのような楽曲を持って来るあたりはサスガと言うか、ジノしかできないと言うか・・・他のアーティストでは絶対に真似のできないことであります。タイトル曲をフル・オーケストラでやってしまい、曲調は完全にクラッシックの路線でどこかプログレッシヴ・ロックな所も見受けられます。ドラマチックな楽曲の最終形が表現されていると言えましょう。[1976]の The Gist of the Geminiで長大な組曲形式はすでに披露しているジノさんですが、今作はストリングスのアレンジ等がこなれていると思われますし、セールスや流行にとらわれない姿勢はアーティストとして一本の筋が通っていて好感が持てます。
まぁ、楽曲のスタイルがどうであれジノ・ヴァネリの声が入ってくればそこは彼らブラザーの世界が広がるのですから・・。
収録曲の中では、シングルとしてもカットされた"One Night With You"がジノらしくて好きですた。
カーリーヘアーに胸毛モジャモジャに、ヒラヒラのお洋服で歌うジノにティーン・エージャーが黄色い声援をおくっていたとは信じがたいのでありますが・・・。
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