2009年06月29日

Gino Vannelli / A Pauper in Paradise [1977]

ジノのアルバムではこのアルバム・ジャケットが一番好きですネ!
Gino Vannelli / A Pauper in Paradise [1977]
A Pauper in Paradise.jpg

1. Mardi Gras
2. Valleys of Vahalla
3. Surest Things Can Change
4. One Night With You
5. Song and Dance
6. Black and Blue
7. Pauper in Paradise (First Movement)
8. 2nd Movement
9. 3rd Movement
10. 4th Movement

ジノ ヴァネリ ドラマチック歌唱
他のアルバムと比べると少し評価が分かれるところがある作品であることは間違いがなく・・。その要因となっているのは、後半に展開される組曲形式のアルバム・タイトルである「Pauper in Paradise」であることは明白であります。70年代にこのような楽曲を持って来るあたりはサスガと言うか、ジノしかできないと言うか・・・他のアーティストでは絶対に真似のできないことであります。タイトル曲をフル・オーケストラでやってしまい、曲調は完全にクラッシックの路線でどこかプログレッシヴ・ロックな所も見受けられます。ドラマチックな楽曲の最終形が表現されていると言えましょう。[1976]の The Gist of the Geminiで長大な組曲形式はすでに披露しているジノさんですが、今作はストリングスアレンジ等がこなれていると思われますし、セールスや流行にとらわれない姿勢はアーティストとして一本の筋が通っていて好感が持てます。
まぁ、楽曲のスタイルがどうであれジノ・ヴァネリの声が入ってくればそこは彼らブラザーの世界が広がるのですから・・。
収録曲の中では、シングルとしてもカットされた"One Night With You"がジノらしくて好きですた。
カーリーヘアーに胸毛モジャモジャに、ヒラヒラのお洋服で歌うジノにティーン・エージャーが黄色い声援をおくっていたとは信じがたいのでありますが・・・。
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2009年05月31日

Kalapana / same [1975]

真夏というよりは初夏に聴きたいかな・・

Kalapana / same [1975]

Kalapana2.jpg
1. Going, Going, Gone
2. Hurt
3. Nightbird
4. What Do I Do
5. To Be True
6. When the Morning Comes
7. Naturally
8. All I Want
9. Kona Daze
10. You Make It Hard
11. Everything Is Love

カラパナ :さわやかな風が吹き抜ける
ハワイ出身のサーフ・ロックバンド、カラパナの記念すべきデビュー・アルバム
70年代のサーフィン・ブームと一緒に大ヒットした作品で、日本でも彼らのメロウなグルーヴが知られることとなり・・・。当時のサーファーは誰もが聴いたであろう・・という名盤でもあります。
やさしげなボーカルとアコースティックギター中心の素朴な演奏が、70年代当時ハワイを日本人の心にイメージさせることに貢献しました。
メンバが代わっても続く爽快感があふれるサウンド・プロダクションは彼らの代名詞といえるので、このアルバムの果たした役割は重大と言えるかもしれません。特に中心人物のマッキー・フェアリーが在籍していたアルバムなので、このアルバムを支持するファンも多いこともうなずけます。
車の窓を開け放し、海風を体に受けてキラキラと輝く夕日をバックに海岸沿いのハイウェイで岐路に着く・・。
他の国に比べて日本での活動が多く、親日家である彼らはライブ盤の収録も行い、メンバも日本人を参加させるなど米国よりは日本で多くのファンを獲得しています。
私といたしましては、もっと多くのAORファンに支持していただきたいと存じます。
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2009年04月29日

Michael Franks / Passionfruit [1983]

変わらぬブラジリアン・テイストとジャジーなタタズマイ・・
Michael Franks / Passionfruit [1983]
Passionfruit.jpg
1. Alone at Night
2. Never Satisfied
3. Amazon
4. Now That Your Joystick's Broke
5. Sunday Morning Here with You
6. Never Say Die
7. Rainy Night in Tokyo
8. Tell Me All About It
9. When Sly Calls (Don't Touch That Phone)
10. How the Garden Grows

マイケル・フランクス :アジアに対する思いが・・

このアルバムは他のマイケル・フランクスのアルバムに比べると洗練されている感触がいたします。
アルバム・ジャケットも何かカッコ付けているし、タイトルも内容と合っていない様だし・・・
でも、そんなことは関係なしにいつものマイケル節が聴くことができるので安心してオススメいすたしやす。楽曲の中には、80年代を感じさせるデジタリーな曲調も含まれてはいますが、ほとんどが従来からのテイストが多分に入っていますのでフムフムと言っていただけるかと・・。
前作「Objects of Desire」が南国風味全開だったのでその継続かなぁぁと思いきや、東京を題材にした"Rainy Night in Tokyo"という優れたバラッドも収録されているので、あまりアルバム・タイトルにはとらわれずに聴くことがよいのかしら??まぁ、博士号を持ったミュージシャンで禅も学んでいることから親日家だし、色々な引き出しをもっイラッシャル・・。
参加している面子もそりまで同様とても豪華であり、曲によりクレジット見ながら、このソロは誰の・・とか楽しみながら聴くことができます。
お気に入りの曲は、アーバンテイストがこりまたヨロヒイ"Alone at Night"と続く"Never Satisfied"、そして"Amazon"のシットリ感もいいなぁ、ちょっと変わった展開の"When Sly Calls (Don't Touch That Phone) "もバックのコーラスと楽しそう。まぁ、全部いいんですけどねぇぇ。
ナイトクールジングやグルービングナイトには外せないアイテムではありますなぁぁ。

http://michaelfranks.com/
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2009年03月29日

Jimi Jamison / Crossroads Moment [2008]

この声にノックアウトされますか・・
Jimi Jamison / Crossroads Moment [2008]
Crossroads Moment.jpg
1. Battersea
2. Can't Look Away
3. Make Me a Believer
4. Crossroads Moment
5. Bittersweet
6. Behind the Music
7. Lost
8. Love the World Away
9. She's Nothing to Me
10. As Is
11. Till the Morning Comes
12. That's Why I Sing
13. Friends We Never Met
14. When Rock Was King
15. Alive

ジミ・ジェイミソン :ヴォイス・オブ・サバイバー

なにはともあれ・・。Survivorのアルバム"リーチ"で見事に復活を果たしたジム・ピートリックとの合体後・・そこで登場のソロ・アルバム。
以前にリリースされたのは、ジミ・ジェイミソンズ・サバイバーとしての"エンパイアーズ"だったので、真の意味でのソロ名義・・だが、モロ「Survivor」だったりする音はジム・ピートリックの力が大きいと思いますなぁぁ。メロディック・ロックの良い所をこれでもかっ・・と言うくらいに堪能できる良作としてオススメいたしやす。Survivorの名盤、「Vital Signs」「When Seconds Count」に涙した日々が思い出されます・・。
あまり、握りコブシが登場するような力の入った力作はありませんが、大人の魅力を前面に押し出したバラッド曲はジックリと聴くことがでけます。
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2009年02月26日

Al Jarreau / Look To The Rainbow - Live In Europe [1977]

これぞ名手のヴォーカル・パフォーマンス
Al Jarreau / Look To The Rainbow - Live In Europe [1977]
Look to the Rainbow.jpg
1. Letter Perfect
2. Rainbow in Your Eyes
3. One Good Turn
4. Could You Believe
5. Burst in With the Dawn
6. Better Than Anything
7. So Long Girl
8. Look to the Rainbow
9. You Don't See Me
10. Take Five
11. Loving You
12. We Got By

アル・ジャロウ :ここではジャズ・ヴォーカル

このアルバムでジャロウはグラミー賞の最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム賞を受賞しています。
そして、アルメジャロウはジャズ、ポップ、R&Bの三部門にまたがってグラミー賞を獲得した、最初の個人であります。その、スキャットを変幻自在に操り、SAXやパーカッションと同じ様に聴かせる技術は正に職人芸とよべるものです。そのパフォーマンスをライブにおいて発揮した作品がこのアルバム""でございます。
収録はその年{1977}に行われたヨーロッパ・ツアーからの音源を名手、Al SchmittとTommy LiPumaが録音とプロデュースを担当しています。この二人のする仕事に間違いがありましぇん。
この後にジェイ・グレイドンとの仕事においてPOPなフィールドに足を踏み入れることになるのですが、十分にその感触は感じることができます。本当の意味での万人に受ける歌い手が少ない中にあって、1970年代アル・ジャロウは貴重な存在であったことを30年経過した"今"感ずることのできる 今日この頃 皆様いかがお過ごしでしょうかぁぁ。
ホント、心なごみます。ホッ・・とする一時をご堪能くださいませ・・。続きを読む
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2009年01月24日

Billy Joel / Turnstiles [1976]

ブレイク前、名盤の香りがチラホラする・・・
Billy Joel / Turnstiles [1976]
Turnstiles.jpg
1. Say Goodbye to Hollywood
2. Summer, Highland Falls
3. All You Wanna Do Is Dance
4. New York State of Mind
5. James
6. Prelude/Angry Young Man
7. I've Loved These Days
8. Miami 2017 (Seen the Lights Go out on Broadway)

ビリー・ジョエル :俺にはNYが一番さ

ビリー・ジョエルの通算4作目で邦題が『ニュー・ヨーク物語』となっていて、次作の[ストレンジャー]、[ニューヨーク52番街]と続くニューヨーク3部作の第1作目です。初のセルフ・プロデュース作であり、ビリー・ジョエル自身が最も気に入っていると語った作品でもあります。このアルバムからビッグヒットは生まれていませんが、どの曲もクォリティが高く、このアルバムでの感触から、次作の[ストレンジャー]へのアイデアが生まれたと推測ができると思います。逆に言えば、このアルバムがなければ後のモンスターアルバム[ストレンジャー]は生まれなかったでしょう。レーベル側もこのアルバムの出来がすばらしいと感じたからこそ、フィル・ラモーンや一流スタジオ・ミュジシャンを起用したアルバム作りませんでしたでしょうに・・。
このアルバムも他と同様にトータル的に作成されています。スタート曲ではハリウッドを題材にしていますが、ラストではブロードウェイに帰ってきます。そうです、NYが一番好きなんです。ビリーさん!
私が好きな曲は、もちろんスタート曲の1.Say Goodbye to Hollywood (saxもなかなかよいです)、そして、続く2. Summer, Highland Falls はイントロのピアノがヨロスイです。そして、6. Prelude/Angry Young Man は次作の[ストレンジャー]でも同じ傾向の曲作りがあるので前哨戦かな・・。そして、聴く人に元気を与えてくれるラストの8. Miami 2017 (Seen the Lights Go out on Broadway)・・。いいねえ、ビリーさん!何回もリピートしちゃいます!
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2008年12月15日

Michael Franks / Dragonfly Summer  [1993]

動物好きなやさしいオジサン
Michael Franks / Dragonfly Summer  [1993]
Dragonfly Summer.jpg
1. Coming to Life
2. Soul Mate
3. Dragonfly Summer
4. Monk's New Tune
5. Learning What Love Means
6. I Love Lucy
7. Practice Makes Perfect
8. String of Pearls
9. Keeping My Eye on You
10. Dream
11. You Were Meant for Me
12. How I Remember You

マイケル・フランクス :吟遊さん

1990年代に入り2作目は渋いジャケットが印象的なこのアルバム。名盤”Sleeping Gypsy ”では蝶か蛾を飛ばしていたましが、こんどは「トンボ」であります・・。フランクスさんは、ナチュラリストなのか自然のものに対してアプローチが他のアーテイストとは違う様であります。フルートが軽快な調べでリードする”Coming To Life”が始まると、そこはもう「マイケル・フランクス・ワールド」が開演し我々をまっているのです。リスナーは黙ってその音に身をゆだねることとなります。今回もまた、豪華なメンバーと複数のプロデューサーが名を連ねています。イエロー・ジャケッツのチームは彼らのライブアルバムで共演することで、フランクスと交流を深めていくとになります。ボブ・ミンツァーは続けてこの後2作に登場するし、ジミー・ハスリップにいたっては、プロデュースを立て続けてしていく事になります。ジェフ・ローバーは前作に続いてプロデュースしていますが、フランクスとの相性はベストマッチングとは行かなかったようで、ローバー本来のヨサがあまり出せなかったのが残念な所です。珍しい所では、トニーニョ・ホルタと、パット・メセニー・グループのスティーブ・ロドビーが参加している事であります。作風としては、従来の落ち着いた曲調も目立ちジャズ・ボッサ好きも納得のアルバムに仕上がっています。それにしても、だんだんと豪華さが増して次は誰が参加してくるかと、毎回待ち遠しくなってきますが、アルバム発表のスパンは3年から4年と寡作になってきていますねぇぇ。

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2008年12月13日

OVERLAND / BREAK AWAY [2008]

OVERLAND / BREAK AWAY [2008]

BREAK AWAY.jpg

1. This Time
2. Alive And Kicking
3. Break Away
4. Like A River
5. Look Into Your Eyes
6. After The Fire
7. Evangeline
8. Heartache Calling
9. Mad Mad World
10. Lost In Paradise
11. Rescue Me
12. Until Forever Comes

スティーヴ・オーヴァーランド :歌い手

ブリティッシュ・メロディック・バンド FMの歌い手であったお方。
FM以降はいくつかのプロジェクトに参加してその存在を示してきましたが、ココにきてすばらしいソロ作(実際はソロ・プロジェクトですが・・) 楽曲は元GRAND ILLUSION〜CODEのアンダース・リンドホルムが手がけていまして、今後もこのプロジェクトが続くことがあれば手を組むかもしれません。
そんな今回のアルバムの聴き所は、スティーヴ・オーヴァーランドの渋めで少しハスキーな声質を巧く引き出している点です。ハード過ぎず、適度にソウルを感じさせてくれる歌い手としてのスティーヴ・オーヴァーランドの良さを前面に押し出すことに成功しています。
それまで取り組んできた、SHADOWMANやThe LADDERはどちらかといえばバンドのプロジェクトとしての傾向が強かったのに対して、今作はあくまでも歌い手スティーヴ・オーヴァーランドとしての作品なので、違いが顕著に示されていると思われます。それが、AORテイストを感じさせる要因のひとつと考えられるのではないかと・・・。
トップを飾る"This Time"はキーボード・ストリングスのアレンジが秀逸なアルバム全体のクォリティを予感させる楽曲。ギターのリフが印象的な"Alive And Kicking"、スピーディな曲展開に上手くノリが加わるアルバム・タイトルの"Break Away "、"Evangeline"等々・・個人的には捨て曲なしのヘビィローテションなアルバムなのでございます。
英国の名ヴォーカリスト、スティーヴ・オーヴァーランドとスウェーデンのソングライター・アンダース・リドホルムがタッグを組んだ名品として後世に語り継がれることデありましょう。



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2008年11月12日

Work of Art / Art Work [2008]

北欧からの新たな刺客、TOTOファン大感激!
Work of Art / Art Work [2008]
Work of Art.jpg
1. Why Do I?
2. Maria
3. Camelia
4. Her Only Lie
5. Too Late
6. Whenever U Sleep
7. Once in a Lifetime
8. Piece of Mind
9. Lost Without Your Love
10. Like No Other
11. Cover Me
12. One Hour

スウェーデンからメロディック・ファンを狂喜乱舞させるバンドが・・
ワーク・オブ・アート :メロディック・ロック・バンド
影響を受けた音楽としてTOTOを第一に挙げているように"Camelia"はTOTOの某曲にそっくりキーボードの入り方、ドラムスのアレンジまで似てます。思わずニンマリでしょ。(他の曲も色々と探せますですっ)まずはスタート曲の"Why Do I?"でこのバンドの目指す方向性がハッキリと判ります。TOTOでもファーギー・フレデリクセンやジョセフ・ウィリアムスが在籍していた時期からの影響が大・・それはメンバーも認めているので。「Isolation」「Fahrenheit」「The Seventh One」の3枚からの影響が多く感じられる・・。それは、アルバム全体を通して聴いても明白。他にも80年代に米国を中心に活動していた多くのバンドに影響を受けている点からも80年代メロディック・ロックをこよなく愛する人間にはドンピシャな音作りをしているのでありまんす。
特にヴォーカルとキーボード担当の"Lars Safsund"の声質が、どことなくジミ・ジェイムソンやファーギー・フレデリクセンに感じが似ているのでより入り込みやすいのよ・・。中心となっているのはこのお方と思われるので強力なTOTOマニアなのかしらぁぁ。ドラムスがゲストなのでライブの活動がどうなるかは??でありますが、もし来日公演なんかが催されたらTOTO亡き後の正当なる継承者として日本で大きくとりあげてホスイ!
ただひとつだけアルバム・ジャケットが楽曲とイメージが合わないのではないかなぁぁって思ってしまいまふっ。
TOTO以外の影響を受けたアーティストとして・・
Journey, Giant, Mr. Mister, Chicago, Maxus, Pages, Jeff Paris, Saga, Pride of Lions, Survivors, Vince Di Cola, Winger, Mr. Big, Tommy Denander,の名前がありますのよん!これらのファンの方にも超オススメですっ!続きを読む
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2008年10月07日

Mark Spiro / Mighty Blue Ocean [2005]

北欧からメロディックの華を咲かせようと・・
Mark Spiro / Mighty Blue Ocean [2005]
Mighty Blue Ocean.jpg
1. Mighty Blue Ocean
2. Band of Angels
3. Monster
4. When She Cries
5. Envy Shade of Green
6. Beautiful One
7. Bits and Pieces
8. Being in Your World
9. Perfect Wave
10. My Velocity
11. Life That I Live

マーク・スパイロ :メロディック兄さん

80年代から米国を中心としたメロディック・ロックの有名バンドに数多くの楽曲を提供してきた実力者。(Mr. Big, Heart, Giant, Bad English, John Waite etc.)真の意味での影のメロディック・ソング・ライター of 80年代・・てな感じなのですが・・・。
1999年の作品"The Stuff That Dreams Are Made of"以降はハード路線は幾分と影を潜めてた傾向が見られ・・、2003年発表の"King Of Crows"に到ってはフォーキーな部分も感じられる曲調も含まれるようになりました。(アコースティック・ギターを多用してきたから、そのように感じるのかも・・)そして、"King Of Crows"と本作"Mighty Blue Ocean"は、スエーデンのレーベルATENZAという所からリリースされていて、日本では発売されていません。(現在どちらも入手が難しい状況かと・・)
本作"Mighty Blue Ocean"は、前作"King Of Crows"と同傾向の曲調が多く感じられるのもレーベル側がこの時期のMark Spiro自身のやりたい事を支持していたからと推測されます。しかし、残念なことに90年代に発表された名作"Devotion"や"The Stuff That Dreams Are Made of"で参加していたギターリストの面々がいないことです!グッスン!(Dann Huff,Michael Thompson,Tim Pierce)といった名ギターリストのサポートがあったから、スピーロの楽曲に華を添えることができたのも事実なのですが・・・。(レーベルの力具合かなぁぁ)
でもでも、スピーロのソングライティング能力が錆びれた訳ではなく、このアルバムに収められた曲も素晴らしいモノが揃っています。なんといってもアルバムタイトルである"Mighty Blue Ocean"はそれまでのスピーロ節の健在を感じさせてくれています。その他にもサビの部分が耳に残る"Monster"やシットリとした感触の"When She Cries"等々、楽曲のクォリティは決して低くないのですが・・・。やはり、プロダクションの弱さをカバーするまで到っていないのが実情なのかも・・・。北欧のレーベルがスピーロをサポートしているのですから、メロディック好きの日本でもスピーロさんをもっと応援して行こうではあーりませんかぁぁ。
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posted by taha at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | メロディック・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする